この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度だけ抱いて~花は蝶に誘われてひらく~
第4章 【残り菊~小紅と碧天~】 流星
 栄佐が懐から取り出した縦長の財布を差し出す。逆さにして振ると、透き通った玉を幾つも連ねた数珠が出てきた。碧く透明な玉は貴石なのかもしれない。光にかざしてみると、深い海の底を流れる水のように煌めいた。
「これからはお守り代わりに持ってろ」
 栄佐はその蒼色の石を連ねた数珠を小紅の小さな手に握らせた。
「必ずお前の身を守ってくれるはずだ」
「でも、きっと高いんでしょう?」
/2220ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ