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センセのヒミツ(仮)
第1章 翔太センセ―いつだって元気よく!―
「お待たせ~。ありがと。」

本当に軽く流して来ただけらしい。思いの外、早く美雨センセは戻ってきた。

白いピッタリとしたパンツに、淡いピンクのシャツを着ている。
シャワーのせいか、ブラウスのせいか、美雨センセの頬がピンクに艶々と輝く。

危険!危険!
と僕の愚弟が叫ぶ。
ドキドキが止まらなくて、
「ご馳走様でした!」
と勢い良く立ち上がりかけた僕と、
「おかわり淹れるね。」
と言ってソーサーに手を伸ばした美雨センセの顔が、近い。


僕達の視線が絡んで、こんがらがって、お互い中途半端な体制のまま、顔を近づけた。
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