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僕のこたえ
第15章 セカンドキス
「ああ、食べよう」


僕は眼鏡をかけ直した。


僕達は並んでチキンとサラダとグラタンを食べた。


さっきから浅賀さんの唇ばかりが目に付いた。


ぷっくりとした唇にチキンの脂が乗りチキンより浅賀さんの唇の方が美味しそうだ。


指に付いた脂をチュッと吸うと、僕の方をチラッと見た。


「美味しい!やっぱり独りで食べるより誰かと食べた方がいいね」

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