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僕のこたえ
第22章 寂しさの落とし穴
「入ります?」


店員は無愛想に僕に聞いてきた。


「いえ…」


そう応えると不審な顔して店の中に消えて行った。


「寒いな…やっぱり中で待つべきだったか?」


コートに手を突っ込み夜空を見上げた。


夜の曇り空には星はない。


僕は…間違っていない。


君もそう思うだろ?

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