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僕のこたえ
第34章 心の隙間
気付くとラブホテルで朝を迎えていた。


隣には綾女が寝息を立てて眠っている。


夕べの事の記憶は途切れ途切れだが覚えてはいる。


僕が誘ったんだ。


帰り際だ…


『寂しい者同士今夜は一緒に過ごさないか?』

と聞いたら、綾女は頷いて腕にしがみついてきたんだ。


間違いない。


僕は大きな溜め息をついた。


僕は堕落し始めているのだろうか?

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