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俺の妹
第17章 忘れるために
約束した勉強会の前夜…
私は部屋にお兄ちゃんを呼んでファッションショーをしていた。
「これとかどうかなー?」
くるくるっと回ってみても
「いいんじゃね?」
お兄ちゃんはつまらなそうに返事をするだけ。
忘れるなんて出来るわけがなかった。
隙あればこうやってお兄ちゃんと過ごせる時間を見つけて
今日なんて、頭の中ではまたヤキモチやかせたいなんて思ってる。
「ほんと?かわいい??」
そう聞いても
「別に」
お兄ちゃんはそっぽ向いてそう言うだけ。
ヤキモチなんて程遠い。
やいてくれるわけがない。
この半年こんなこと繰り返してる自分が嫌になる。
忘れたいって思う気持ちと
やっぱり好きだって思う気持ちが交差して
心がぐちゃぐちゃになっていく。
私は部屋にお兄ちゃんを呼んでファッションショーをしていた。
「これとかどうかなー?」
くるくるっと回ってみても
「いいんじゃね?」
お兄ちゃんはつまらなそうに返事をするだけ。
忘れるなんて出来るわけがなかった。
隙あればこうやってお兄ちゃんと過ごせる時間を見つけて
今日なんて、頭の中ではまたヤキモチやかせたいなんて思ってる。
「ほんと?かわいい??」
そう聞いても
「別に」
お兄ちゃんはそっぽ向いてそう言うだけ。
ヤキモチなんて程遠い。
やいてくれるわけがない。
この半年こんなこと繰り返してる自分が嫌になる。
忘れたいって思う気持ちと
やっぱり好きだって思う気持ちが交差して
心がぐちゃぐちゃになっていく。