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俺の妹
第17章 忘れるために
「お邪魔しまーす」


自分で言い出したものの男の子を家に連れてくるのは初めてで緊張する。

「ふふっ、後悔してる?」

安西くんは首を傾けてにやりと笑う。


「し……してないよっ!」


私はそっぽ向いてそう答える。











部屋に着いて少しして


「今日……誰もいないの?」


安西くんは急に真顔になってそう聞いてきた。


「???


うん……


親は仕事だし……


お兄ちゃんも出掛けてると思う。」


急にどうしたんだろう……
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