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俺の妹
第22章 真実
奈都の肩がビクっと震えたのを俺は見逃さなかった。



「え……?」

さすがに椎奈は話についてこれないようで
俺と安西を目を見開いて交互に見るしかないようだった。



「フリなんて……

俺たちはちゃんと付き合ってます」


安西はさっきまでの勢いをなくして
小さくそう答えた。





「じゃぁ質問変えるわ。」






俺はため息をついて置かれていた水を一口飲んだ。










「何で他に好きなヤツがいるのに奈都と付き合ってんだよ!!!」
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