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俺の妹
第33章 追憶
少し大きくなり始めたお腹を撫でながら産婦人科に着くと
汗が額を濡らしていた。

それをハンカチで拭って待合室を一望すると
「美穂さん!」
ここで知り合って仲良くなった竹内美穂(たけうちみほ)さんが
先に着いて診察を待っていた。

「皐月さん!
お腹大っきくなってきたわね!」

「ふふ、美穂さんこそ」

お互いのお腹の子の予定日が同じこともあって
私たちは出会ってすぐ仲良くなった。

「初産って不安なことばっかり!
皐月さんが羨ましいわ
こんな大きな病院のご婦人なんだもの」

「そんなことないわ
周りが知り合いばかりだと気を遣うものよ」


夫が次期院長になるこの病院は
内科から外科、産婦人科まで備える
ここらへんでは右に出るものはいない
総合病院だ。


本当はこじんまりとした産婦人科で出産したかったが
そんなわけにもいかず
渋々ここへ通っている。
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