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俺の妹
第38章 鬼の目にも…
父親が観念したかのように小さく言うと

「お話いただけますか?
息子を預けた以上、私たちはそれを知る権利がある」

父さんはトーンを落としてそう言った。

父親は少し迷い、暫く沈黙した後、ぽつりぽつりと話始めた。



「私はあの病院の4代目になる。

代々、長男は医者になるようにと……ずっと言われて育ってきた。

愛情を注いでもらった覚えはない。

母はいつも父と父の両親の顔色を伺い、私に陰で暴力を振るうような人だった。

母は……自分のために、私を医者にすることしか考えていなかった」



俯きながら話す父親からは威圧感が消え
酷く小さく見えた。
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