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4+1 刺激的な存在
第12章 一生のお願い
ーブーっブーっ!ー


「はい。」

『もしもーし!久しぶり!』

「マスター!元気でしたか??」

『おう!頼みがあるんだけど…。』

いつも、ふざけた印象のマスターが、何か深刻そうな声のトーンで言う。

「どう…しましたか…??」

『あーっと…ちょっと店きてくんないか…?』

私は、店に行くことを約束した。


夕方、仕事を終え向かったお店。

「こんばんはー。お店、看板あかりついてなかったけど…よかったんですか?」

「お!よく来てくれた!
 今日は、休みだ。」

いつもと違う雰囲気のマスターに戸惑う私。

「あ、じゃあどっか場所変えますか??」

「お、いいね!デートか!」
笑顔になるマスターがかわいい。  


マスターの知っている店にやってきた。

「ところで…どうしたんですか??」

ビールを一口飲んだところで、話し始める。

「……すごく、無理なお願いってわかってるんだけど…。」

差し出された冊子。
そこには、予想していなかった文字が。
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