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ツゥルーライズ
第1章 一回目
次第にお互いの反応の間隔が長くなってきた。
しかし、私のペニスも、ゆっくりな脈打ちだが、まだ確実に放出は続いている。
これほどまでの大量の放出感は、生まれて初めてだった。
やっとペニスの鼓動が終わった。
私は由美に身体を預けたまま、肩で息をしていた。
心臓は早鐘のようにまだ鳴っている。
由美が私の背中をさすった。
「はあぁ、はあぁ……すごい鳥肌……すごい汗……」
私は顔だけ持ち上げると、由美を覗き込んだ。
由美の髪も、汗で顔に張り付いていた。
私は満たされた脱力感の中、由美にキスをした。
舌は入れなかった。
唇だけのキスだ。
役目を終えたペニスは、由美の中で徐々に力を無くしていった。
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