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ツゥルーライズ
第2章 二回目
自分で揉むでもよかったが、由美にしてもらった方がいいと考えた。
「あと、俺の乳首触ってくれないかな?」
ちょっと言うのが恥ずかしかったが、言ってみた。
「うん」
由美はためらいもせず、残った左手の指で俺の乳首を転がした。
妻はいつも下から、私の乳首をいじった。
そうすると私がよく感じるのが分かっているからだ。
妻とするときは、もうお互い念入りに行為に没頭することはなくなってきていた。
そそくさと性欲を処理するようなスタンスで行うだけだ。
手っ取り早く、お互いが気持ち良くなる方法をお互いがし合うのだ。
だから、多分妻とは、あと一生続けても一時に二度射精することはないだろう。
断言するが、相手に対して本当に愛情を持っていないと、二度の射精は出来ないだろう。
妻を愛していないわけではないが、続けて二回すると言う甲斐性はもう私はないように思う。
でも由美には違った。
由美が私を欲してくれることに、報いてあげたいと思った。
だから出来ると、変な自信があった。
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