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ジャスミンの芳香~悦楽エステ令嬢~
第5章 SUMIKA
既に 俺も興奮しきっていた。
ズボンも脱がず
そのままスミカの股間へと 押し付けた。
腰を抱きかかえた。

「ウーっンッ」

鈍い、悲鳴のような 嗚咽

そのまま 2度、3度、突き上げた。
ゆっくりと。

したたかに じゃれつくように
ヒップが吸い付き 押し返してくる。

発情し 恭順し
すべて預けきったような動き

ますます興奮してくる。


両手をスミカの前に回した。
腿の付け根をかかえ

それから前を 撫でさすった。

「!……っ!……」

前から両腕
後ろから腰

はさみつけるようにして
ランジェリーの中身を責めた。

スミカはすでに
トロッと潤っていた。


下半身を擦りあわせながら
上衣の裾から手を忍び込ませた。

清楚な着衣の中をまさぐった。

もう深々と
背後から抱きすくめていた。

スミカの首筋に顔を寄せる。

蝋燭の薄明かりのなか
焦がされたような火照り

スミカの肌の露出部から
体温が伝わってくる。

潜り込ませた両手は
わき腹や 肌着の感触を捉えていた。

ミッチリと
スミカを征服しつつあった。

「ハッ……ーッ」

理知的な声を発するはずの唇から
悩ましい息遣いが 漏れている。

鼻腔を刺激するジャスミンの香りは
ほとんど意識からフェイドアウトしていた。

妖しいほどスムーズな前戯を、続けていた。

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