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新章イケメン大奥〜逆ハーレムの世界
第9章 火影【ニ】
「!…綺麗…」
景色のあまりの見事さに
落ち込んでいることも一瞬忘れ
瑠璃は感嘆の声を漏らした。
その様子を見て
瑠璃の様子をずっと気にしていた火影も
ホッとした表情になる。
「でしょ?隣には温泉も出てるんだよ。
俺の秘密の場所なんだ。
江戸から遠いのに…
瑠璃様と一緒に来られると思って
なかったから嬉しいよ。」
前と変わらない人懐っこい優しい笑顔。
瑠璃はまた胸が苦しくなった。
「瑠璃様…一緒に湯浴みしよう。
いいよね?」
優しいけれど有無を言わせない響きに
瑠璃は頬を赤く染めながらも
こくこくと頷いた。
そして、火影が瑠璃を包む布を
優しく取り払うと、自分も着物を脱ぎ
二人は生まれたままの姿で
温かい泉に入っていった。
「俺が綺麗にしてあげる。」
二人の殿方に激しく抱かれた名残を
気取られるのがいたたまれなくて
瑠璃は身体を固くする。
「火影…いいよ…自分で…」
「嫌だ。」
火影は、瑠璃の身体を素手で
丁寧に洗い始めた。
景色のあまりの見事さに
落ち込んでいることも一瞬忘れ
瑠璃は感嘆の声を漏らした。
その様子を見て
瑠璃の様子をずっと気にしていた火影も
ホッとした表情になる。
「でしょ?隣には温泉も出てるんだよ。
俺の秘密の場所なんだ。
江戸から遠いのに…
瑠璃様と一緒に来られると思って
なかったから嬉しいよ。」
前と変わらない人懐っこい優しい笑顔。
瑠璃はまた胸が苦しくなった。
「瑠璃様…一緒に湯浴みしよう。
いいよね?」
優しいけれど有無を言わせない響きに
瑠璃は頬を赤く染めながらも
こくこくと頷いた。
そして、火影が瑠璃を包む布を
優しく取り払うと、自分も着物を脱ぎ
二人は生まれたままの姿で
温かい泉に入っていった。
「俺が綺麗にしてあげる。」
二人の殿方に激しく抱かれた名残を
気取られるのがいたたまれなくて
瑠璃は身体を固くする。
「火影…いいよ…自分で…」
「嫌だ。」
火影は、瑠璃の身体を素手で
丁寧に洗い始めた。