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指切り〜蝶々
第2章 囚われ
それから五年ーー

百合は十二の歳になった。
禿のすることといえば、姉弟子夕霧の食事を運んだり、髪を結わえたりをこなす。

それが終われば、振袖新造になるの為の楽の練習や俳句、達筆な字の練習が待っているーー

百合は三味線を手に取り、音を調律すると弥七が部屋に入ってきた。

「練習かい?」

弥七は事あるごとに百合を気にかけていた。
流れるような百合の髪を掬い、少し膨らみを帯びた胸を左手で触るーー
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