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淫と乱
第5章 ドロドロ
 
 タラーッと鼻血を垂らすワシの股間に顔を埋める霧島くん。

「んはぁ…ジュルッ……グチュッ……んあぁ……理事…長ぉ……レロッ……ズズッ………」

 眼鏡の奥の切れ長の瞳をトロンとさせて、サービスされたモッコリを舐め回しとる。

 右手でシコシコと擦りながら、根元や亀頭、カリ首やら鈴口まで舌を押し付けて唾液を塗している。

 ワシの右目を使えば、霧島くんをこんな淫らにさせる事は造作ない。

 上手くいけば…だが。

 しかし、今は右目を使っていないのに、この状態。

 小さい缶くらいまでサービスされたモッコリを執拗に舐め回すばかりか、ぷっくりした唇を大きく開いて亀頭までだが無理矢理咥えとる。

 元々、霧島くんはスケベオナゴだったのか分からん。

 しかし、この豹変振りはおかしすぎる。

 そして、ワシのサービスされたモッコリ。

 エロアニメじゃないんだから、ここまで…と言う程にモッコリしとる。

 …元々、ちゃんとオナゴを満足させる程には立派なんだからね?

 いや、ホントよ?

 嘘じゃないんだからっ。

 ワシのプライドに賭けて言っておく。

 それに加えて、異様なまでの過敏さ。

 フェラチオ程度じゃ、イった事など無かった。

 確かに、狙っていたムチムチお色気女教師の霧島くんにフェラチオをされてるのは興奮する。

 それでも、既にイきそうになっているのはおかし過ぎる。

「…ひっぱい…らひれ…ジュルッ…くらひゃいねぇ……ズルルッ………」

 咥えながら喋るでない。

 そのイヤらしさと口の中の感触が、ワシを追い詰めてくる。

 既に、モッコリの先から汁が滲み出ているのは自覚しとる。

 それすらも、勿体ないとばかりに舌で舐め取る霧島くん。

 一体、どうしたのか分からん。

 ただ、今はワシに追い風が吹いているのは分かった。

 やはり、神様はまだ居たみたいだった。
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