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淫と乱
第15章 露天風呂
『えっ!? ちょっ………』
『これはこれは…ガハハッ』
隣の男湯からも戸惑う声が聞こえる。
赤井先生は戸惑っているようには聞こえないけど。
「ちょ、ちょっとぉっ」
近くまで来ていた美奈ちゃんは、両腕を胸に巻き付けて太腿をピタッと合わせている。
アンズ先生は片腕を胸に当てているけど、細腕がおっぱいに埋もれるだけで殆ど隠れてない。
「な、何なのっ!?」
キッと鋭い視線を向けるアンズ先生の隣で、岩に寄り掛かった儘で暢気な雰囲気を醸し出しているお母さん。
おっぱいも透明なお湯の中で揺らめく陰毛も隠そうとしていなかった。
「…あらあらぁ…凄いわねぇ………」
そればかりか、飛び込んだ光景にのほほんと言葉を吐き出していた。
「………ふえぇ………」
そんな真希も、思わず立ち上がって目を点にしていた。
露天風呂の男湯と女湯の仕切りがいきなり無くなれば、誰だって驚くに決まってる。
一つになった湯船。
「…ブルジョアすご……」
「……そういう問題?」
意外と美奈ちゃんは冷静だった。