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淫と乱
第5章 ドロドロ
 
「んぐぅっ! んはあっ…はぁっ……あぁあっ………」

 イヤらしい匂いが充満する理事長室に、私のイヤらしい声が流れる。

 ギシギシと重厚なソファーが軋む。

 理事長の腰が突き出される度に、私の後頭部が背凭れに押し当てられる。

 倒れる事は無いと分かっていても、ギュウッと背凭れに当たる感覚に不安になる。

 しかし、そんな不安なんてあっという間に消えていく。

「んはっ! はっ…はぁあっ……ふ…深…ぃぃぃっ………」

 モノが抜き挿しする度に、グチュグチュとイヤらしい水音が流れる。

 グリグリと腰を捻られ、キュッと締め付ける膣口を抉じ開けられる。

 理事長の大きすぎる亀頭が子宮をガンガン突いてくる。

 カリ首が蠢く肉壁を引っ掻き、ワレメのナカを抉りながらおツユを掻き出していく。

「霧島くんの…スケベマンコは……っくぅ……ザラザラ感が…良いねぇ」

「んひぃっ……ひぃっ……んくぅっ………」

 理事長のイヤらしい言葉にも答えられない。

 モノを挿【イ】れられただけで、軽い絶頂へと立たされた私。

 それが前後のピストン運動を始めれば、押し寄せる快感に飲まれるだけだった。

 私のワレメを名器だと言いいながら感触を愉しむ理事長の腰は、初老の男性とは思えない程に激しかった。
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