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淫と乱
第5章 ドロドロ
耳に飛び込んできた理事長の言葉。
瞬時に快感に蕩けた脳に、単身赴任中のあの男【ヒト】の姿と顔が浮かんだ。
真希ちゃんの実父で、私の結婚相手。
たまに帰ってくれば、会えない時間を取り戻すかのように、必ず一日中カラダを重ねて愛し合う。
あの男とは心もカラダも相性は悪くない。
あの男の事は愛している。
それでも今は、彼じゃなく、理事長のモノでアソコを掻き回され、淫らに快感によがり狂っている。
顔もおっぱいも、お腹もお腹の中までもが理事長の精液に塗れている。
彼に対する裏切り。
込み上げる背徳感。
「こんな…っく……霧島くんがヒイヒイよがってる間も…ダンナは暢気に寝てるんだろな」
彼を意識させんばかりの理事長の言葉。
その声に混ざって、ジュボジュボとワレメを抜き挿しするイヤらしい水音が流れ、子宮からの刺激が脳天から突き抜けていく。
「んぁあっ…あっ…あぁあっ!
だ…ダメっ……そんな…事……んひいぃぃぃっ!!」
理事長の思惑通りに、背徳感も罪悪感も込み上げてくる。
それでも、今の私は、それすらも興奮に変換させられていた。
腰を回転させて、膣口を広げてグリグリとナカを掻き回される刺激。
亀頭が子宮口に押し当てられ、割り広げていくような感覚。
もう、今の快感から逃げる事なんて無理だった。
「んあぁあぁぁっ! わ…私…もう………
おま…おマ…ンコ……イっ……くうぅぅぅっ!!」