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官能エッセイ集 ~官能の景色~
第17章 私だけが知っている彼女も知らない彼女の秘密
この歳になると、身体の変化に落ち込むときがある。
手の甲のしわを見るとつくづく思う。
俺ってこんな手、してたっけ、と。
加えて筋力の衰え、しわ、シミ、たるみ、白髪。
夜起きていられなくなったし、その代り、朝早く目覚める。
会社の同僚何人かと飲む機会があった。
そのとき誰からともなく「お前、下の毛に白髪生えたか?」と言う話になり、そこにいた中年のすべての輩が「俺、あるよ」と答えた。
私は驚いた。
私にはまだないからだ。
私よりも10歳は若いやつにも白髪が生えているなんて……。
世間一般ではそうなんだ……。
私は、ちょっっぴり喜びながらも、それ以来、毎日白髪のチェックをすることとなってしまった。
そんな折、久しぶりに昔の彼女に会った。
合わなくなって7年は経つだろうか。
でも、その間、細々とだがメールは続いていた。
成人した子供が二人いるが伴侶がいない彼女は、5年前に仕事の関係で他県に引っ越していた。
久し振りの実家への帰省の折に「良かったら、食事でもしない?」と、彼女からのお誘いだった。
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