この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
宵闇
第2章 兄と妹


「桜井ー。帰り本屋寄ってこーぜ」


かけられた言葉に、振り向いて答えた。


「悪い! 今日は早く帰んないと」

「なに? なんかあんの?」

「あー。今日来るんだよ。例の」


僕の言葉に加藤は少し考えて、やがて、ああ! と声をあげた。


「今日か! そっかあ~。ま、頑張れよ!」


励ますように肩を叩かれ


「何を頑張るんだよ、ばーか」


笑って教室を後にした。


自転車で家へと急ぐ。


──そう。
今日は大事な日だった。


/509ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ