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キスの花束を
第2章 添い寝とデート
「はぁ?帰るの?なんで?」
「え?終電なくなっちゃうから?」
「質問に質問で返さないの!泊まって行かないの?」
「え?俺、泊まっていいの?」
「なに、お子ちゃまぶってんのよ!
女が飲んだ後に男を部屋に入れるってそーゆー意味でしょうが!」
「そーなんだ・・・」

そーなんだぁぁぁ??
あんた、どんな大学生活送ってきたのよ・・・・?

まさか、こんなにかっこいいのに
勉強だけしてきましたって オタク君じゃないでしょうね?

「そーよ!それが決まりよ。 まずお風呂に入ってきてね。
居酒屋でタバコくさくなってる。隣のテーブルのグループが吸いすぎだった。
って。そういえばツカサ君は吸わないの?」
「俺?吸わないよ」

そっか。それは良い心がけ。

「俺、お風呂は明日帰ってからでいいよ。なんか恥ずかしいじゃん?」
「はぁ?意味分かんないし。
タバコくさいのは私がいやなの。入ってきて」
ツカサ君は私のパワーに圧倒されてお風呂に入った。

あの子・・・
童貞じゃあるまいね?
不安になってきた。

今更、啓に確かめる訳にもいかないし・・・
ってか、兄が弟のセックス事情知ってるのか???
もんもんと考えているうちにツカサ君がシャワーから出てきた。

「紗江子さん。出たよ」
ちょっぴり恥ずかしそうに下着だけを着けたツカサ君は
いい身体をしていた。

なんだ。いい身体してんじゃん。
「私も入ってくるから。ちょっと待っててね」
なんだか。私が入ってる間にあの子、寝ちゃう気がする・・・
急いで出なきゃ。

本当に男女逆転しているようで
笑える。
私は課長と別れた心の痛みなんか
どこかに置いてきたように忘れていた。

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