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ひよこと野獣
第11章 野獣 武志の暴走
陽菜の答えに満足した俺は捩じ込むように陽菜の奥に肉棒を突き挿した。
瞬間、陽菜の体が大きく跳ね小刻みに震えている。

「まさか今のでイッたのか…?」

「ら、らって先輩が意地悪ばっかするからぁ…っ」

はぁ……どんだけエロいんだ、お前は。

力が抜けた陽菜の体を机に乗せ、足を開かせた後膝裏を掴む。
陽菜の気持ちいい場所を亀頭で擦りながら激しく出し挿れを繰り返す。

「あああっ……せんぱい…っ……今、イッたばっか…り…ぃ…っ……あぁ…気持ちいい…っ…」

揺れる白いおっぱいには薄いのや濃いのやら紅い華が咲き乱れていた。

こんなに俺のもんだって付けてもいつかは消えちまうんだもんなぁ……

それは何だか陽菜の心に見えてやるせない気持ちになる。

「……気持ちい…っ…気持ちいいよ…ぉ…っ…せんぱい……ああああっ……もっと…ぉ…ふああっ…また…っ、イッちゃうぅぅっ……」

あまりにもきゅうきゅう締め付けられて今度は俺の方ももたなくなってきた。
肉棒にまとわりつく膣肉がそれを扱き始める。

「せんぱい……っ、好き……好き…っ…あああっ…も…イク…ぅっ……せんぱいのこと…大好きだから…っ……ああああっ…!」

「……っ…!」

それは反則だ、陽菜。
つい出しちまっただろうが。

それなのに……もっと陽菜を味わうつもりだったのに、何故だかその言葉だけで満足してしまった。

言葉なんてそんなに大した意味なんてない。
今まではそう思ってたし、俺自身感情なんて込めずに言えていた。

けど陽菜に好きだと言われて心が落ち着くのが分かる。

「…陽菜……俺もだ…」

俺の言葉に照れたように笑う陽菜を見て、俺は彼女を抱き締めた。
チャイムの音が準備室にも静かに響いていた。





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