この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ひよこと野獣
第13章 野獣 武志のけじめ
「せ……んぱ…」

みるみるうちに涙が陽菜の目から溢れた。
嬉しいのか悲しいのかどっちの涙かは分からないが、今は抱き締めてやることさえできない。

「だけど我慢できずにゴムをつけずにやってしまったんだろう?娘の恋愛に口を出すような親にはなりたくないが、これからは我慢しますっていうのは信用できないな」

「お父さんっ!それはっ…」

言いかけた陽菜を俺は手で制した。

陽菜は自分が挿れたからだと言いたいんだろうが、それでもすぐに抜かなかったのは自分の弱さが招いた結果だ。
弁解する余地はない。

「せめて……陽菜が卒業するまで、そういうことをするのを待てるか?」

「はい!待てます!」

「君もそうだが陽菜もまだ幼い。もしどちらかに他に好きな人ができても私は責めたりはしないよ」

「はい……ありがとうございます」

陽菜に別の男ができる。
それはありえないことではないと俺も思う。
陽菜はまだまだ狭い世界でしか生きていないのだ。
これからいろんな人と会っていく中でそういうことが起こってもおかしくない。


/161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ