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第6章 ひよこ 陽菜の誤算

「あぁぁっ、も、だめ…ぇっ、せんぱ、せんぱぁ…ぃ…」

「……陽菜、お前、ホントに他の男にそんな甘えた声出すんじゃねえぞ？」

「え、な、何？…あぁっ、あっ、んっ…」

膨れ上がる快感に、先輩が何言ってるかもよく分からない。
下半身からせり上がってくる何かが私の体に迫ってくる。

「や、やだっ、何か、私、おかしくなる…っ」

「大丈夫だ。イクだけだから」

「ふ、あぁぁっ、や…だぁっ…」

先輩の指は滑らかに私のクリトリスを擦っていく。
時折ぬるぬるとした液体を指に塗りつけ、激しく指を動かした。

やだっ…
おかしくなっちゃうくらい気持ちいいよ…ぉ…

やっ、何かくる…っ！

「あぁぁっ…！」

激しい快感とともに自分の体がびくっと弓なりになる。
だけど先輩の指はそこを優しく弄り続け、私に快感を与え続けた。