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ひよこと野獣
第6章 ひよこ 陽菜の誤算
擦られるごとに快感は更に深く大きいものになっていく。
体がその感覚に慣れていけばいく程恐怖は薄れ、今度は快楽に呑み込まれそうになっていった。

「…あぁ…っ、ん、あっ、あぁっ…」

「もう怖くないか?」

「んっ、怖く、ないですっ、」

「じゃあ気持ちいいか?」

「あぁっ……気持ち、い…ぃっ」

「もっとして欲しいか?」

「んっ、もっとして…ぇっ、先輩の指っ、気持ちいい…っ…」

先輩の腕を掴んだまま揺らされるがままに快楽を受け入れる。

さっきよりももっと気持ちいいよ…ぉっ…
こんなにいやらしい声いっぱい出して先輩に嫌われてないかなぁ……




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