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もしかしたら
第2章 中学生
僕の中学の近くに河川敷がある。


部活を終わった彼女とそこまで歩いた。


下は赤いジャージと上は白い体育の服を着ていた。


河川敷の堤防の斜面に座った。


夕焼けの日が水面に赤く映り輝いている。


真理の顔が夕焼けの為か赤く光っている。


よく左の頬に小さい黒子があった。


周りには誰もいない。


「参考書ありがとね」


「授業に間に合ったの?」


「少し遅刻して怒られた」僕は笑った。


「そうなんだ」彼女も笑った。


手と手を繋いだ。


「いつも見ていた」


「いつも見られていた」


また二人で笑った。


顔が接近する。


真理が目を閉じた。


柔らかい唇と唇が接触した。


心と夕日の光と美しい水面と静かな川の流れの音の中で全てが解けた。


いつまでもいつまでも
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