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第13章 心と体

それから…私は、ナツの事を頭の片隅におきながら仕事をした――――…




私は…緑川とのセックスを気持ちいいと思いながらしている…


抱かれている相手をよく理解し…安心して身を任せる…


相手の反応に自分も興奮し…相手と共に絶頂を迎える―…


これが…普通かは解らないが…私は、満足している――…


緑川は…
満足してるかどうかは、知らないけど…





本来なら…愛し合っている相手とのセックスが一番気持ちいいと―――…思うのだが…






ＳＭプレイを望む人々は…


愛を…痛みで表現しているに過ぎない――…



――――…



退社時刻になったが――…

書類の整理が上手く進まず…残業をすることにした…


父は、緑川にまかせ…一人会社に残った――――…



明日に回したくない仕事を片付け―――…



私は、時計を見た――――…





以外に…早く終わった――…



久しぶりに歩いて帰るのもいいかも―――…と…その日は思った…


私は、警備員に挨拶をすると裏口から出る――――…