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ダディisサディスト
第17章 嘘つきと温もり
―――――――……



「―――――…ただいま」





「小雪さん…お疲れ様」




自宅に帰ると――――…


緑川がリビングでくつろいでいた…




「…父さんは――――…?」



緑川は、リビングのテレビで野球を見ながらビールを飲んでいた――――…



「響さんは、先に休まれましたよ?

今日は、ハードでしたからね…仕事も調教も――…」




私は………涼しく笑う緑川の後ろから…



抱き締めた――――――…



「――――…小…雪さん?」







「…ねぇ…

痛い―――――…


――…セックス…しよう」




私は…そのまま――――…


緑川のビールで濡れている唇にキスをした――――…



「…こっ――――…んっ」


緑川は…目を見開き…次には…私の行動を理解したのか――――…





受け入れる様に…グッと唇を突き上げた――――…



「んっ…ん…あっ」



緑川の舌が…私の唇をなぞり…


ゆっくり唇を開けさせる…




フワッと…私の口の中に…ビールの味が広がる―――…







「小雪さん……どうしたの?
今日は、積極的だね―――…」




緑川は、私の服を脱がせながら―――――…唇を…重ねる…





「――――………」




緑川は…テーブルの上のビールを口に含むと…



口移しで…
私に飲ませる―――――…



「…ここでする?
それとも…ベッドに行く?」






私の口の中に広がる…ビールの苦い味が――――…



私の弱い部分に…沁みて…


惨めになる――――――…







「――――…どこでも…」


私は…早くこの感覚から逃れたくて――――――…



緑川の唇を塞いだ――――…




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