この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ダディisサディスト
第18章 朝と父
「――――…昨日は…
大丈夫だったか――――?」
父が…外の庭を見ながら…私に声をかけた――――…
「ナツさんなら…大丈夫だったよ―――…」
「そうか―――――…
頭のいい女だ…飲み込むだろう―――――…
それと…小雪…お前は、大丈夫か?」
「―――…私?」
「昨日…正宗と一緒だったろ?」
「///あっ…はぁ?」
「響さん――――…私は、小雪さんに…自分の趣味は押し付けませんよ――…」
後ろを振り向くと…背広姿で…エプロンをしてリビングに入ってきた緑川が…父に、やれやれ…っと呆れた顔でため息をつく――――…
「…なら、いいが…」
父は、緑川のセリフに…納得しつつ…コーヒーを飲んだ…
「///朝から…変な話ししないでよ!」
「「はいはい…」」
緑川は、そのままキッチンに向かい…朝食を準備しはじめ…
父は、新聞を広げだした――…
もう―――――…
私は、母の仏壇に線香を立て…手を合わせる―――…