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ダディisサディスト
第22章 涙と笑顔
私は、ナツが目を覚ますまで…側にいた
ナツは、ホテルのベッドで疲れはてて寝ている――…
時々…「う゛…ぁ…」と、苦しそうな顔をする――…
「…悪夢でも見てるのかな?」
ナツの寝顔は……
幼い少女にも見えるときがある…
童顔で人妻子持ちに見えないナツ…
いくら…風俗時代にマゾ気質に目覚めたとは言え…
ここまで落ちる…
理由があるだろうか―――…
「―…う……山越…さま?」
ベッドの中から……
ナツのガサガサの声が聞こえてきた…
大声をだし続け…かすれたのか…
寝起きの声が…痛々しかった…