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ダディisサディスト
第22章 涙と笑顔
「……小雪さん――――…
ありがとうございます…」
ナツは、契約書を抱きしめ…
笑った―――――…
笑うと…エクボができるナツは…
契約書の裏を見つめ…
大事そうに胸に抱きしめた…
「…今日の調教…ホントに辛かった―――――…
とうとう…人間でも無くなった―――って…思ったわ…
でも…山越さんは、そんな私を満足そうに見つめて下さっていた…
辛くて……余裕がなくて…気がつかなかったけど……
私は…山越さんを満足させれたのよね……」
父は、大満足だったにちがいない――――…
ナツを抱きしめていた父の顔は――――…
穏やかで、
幸せそうだったから――…