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ダディisサディスト
第29章 誘導と後ろ髪
「…ナツさんは、
察してたのかな――――…?
そう――――――…
私は、
山越の子じゃないと思う…
母は、父と婚姻関係だったけど―――――…
飼い主と奴隷関係が強かったみたいで…
ナツさんが経験してきた調教は、母も経験してると…
思う―――――…」
私は、ナツの手を握りながら…
うっすら記憶にいる母を思い出しながら、話した――…
「…私はね…母の記憶はほとんどないの…
父は、母の話はしないし…
奴隷女や…師弟関係だった人から聞いた話しで…母を想像するしかなかった…
だから…曖昧で――…
確信はないけど………
ナツさんの様に…母も【妊娠の会】を何度か父から命令されていたと思う――…
“伝説の奴隷…美雪”は、有名だったから…
全国から…サディスト達が、母を妊娠させるために集まったらしいわ――――…
今より、ネットワークの限られた中で―――…全国から…母を味わいに来るなんて…
よっぽど…母は、人気だったのね――――…」