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ダディisサディスト
第4章 弟子と娘
その後…父は食事とお酒を堪能し…
寄りたい場所があるから…先に行く――――…
と…料亭を一人で出ていった…
緑川が…一緒に行きますか?と…声を掛けたが…
「緑川…察してくれ」
と…笑って出ていった――…
緑川は、「はい」と素直に答えると…
父を見送り…席に戻ってきた…
「…響さんも…まだまだ現役ですね――…再婚されても良いのでは?」
緑川が…手酌で酒を注ぐと…クイッと一気に飲み干した…
「そうですね…
母の様な―――…奴隷がてに入ったら…」
「私も出会って見たかったです…美雪さんの様な方と…」
緑川は…私を見つめる…
「緑川さん…まだ…私に期待とかしてるんですか?」
フッと笑う緑川――――…
「…たまに……まだ…期待している自分がいます…」
緑川は…私を何度か奴隷にしようとしていた…
だが…私の性格…資質を見抜いて…
奴隷向きではないと……
解っている――――――…
「…無駄だって…解ってるくせに…」