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ダディisサディスト
第5章 主婦【ナツ】…孤独な箱庭
朝食の準備をすませ…
お弁当を作る…
旦那の分と子供の分と――…
子供は…今年で5歳になる…
保育園の年中さん…
ナツは、半年前まで勤めていたが……
目標の金額をクリアしたので…辞めた…
やっと解放されたと…胸を撫で下ろしたのだったが―――…
今になって―――――…
辞めなければ良かったと…後悔してしまう…
洗濯を庭に干す――――――…
その後…庭の花壇に水を撒いていると…
隣の息子さんが……中学の朝練に向かうのが見えた…
「シュン君おはよう!朝練頑張ってね!」
「///あっ…シー君ママ!
///おはようございます…行ってきます」
中学三年の彼も…大ききなったなぁ…
史朗が生まれ…ここに家を建てて…
引っ越してからのお付き合いだから…
出会った頃はまだ…9歳かそこら…だったはず…
ナツは…少し大人な雰囲気になった彼を見て…毎朝…キュンと胸を高ならせていた…
そして…シュン君の照れながら向けられる――――…熱い…視線に…いけない事と思いつつ…
有りもしない妄想をして…
無駄に体を火照らせるのだった――…