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ダディisサディスト
第7章 主婦【ナツ】…寂しさの代償
「……ナツ…―――だがら?“秋”?
お店も安易だなぁ…ハハハハ」
山越は、ナツの本名を聞き…源氏名との関連に笑って見せた…
「ええ…でも…“秋”って…好きな季節なので――…私的に気に入っていましたよ?」
ナツは、山越を見つめ笑った…
あどけない…表情に…笑うと出来るえくぼが…
山越の穏やかな気持ちを揺さぶる―――…
「そうか…でも、今日からは、“ナツ”と…ホントの名前で呼ぶよ―――…」
「はい…」
ナツと山越は…目的地につくまで…
指を絡め―――…
半年の会わなかった時間を埋めるように話をした―――…