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ダディisサディスト
第8章 主婦と秘書
昼は…父の好きな鰻の専門店に向かった――――…
父は、会わせたい奴隷は先に来ていると行っていた…
個室に通されると――――…
そこには…華奢で…清楚な女性が先に待っていた―――…
「初めまして――――…
北山ナツと…申します…」
その女性は…私達を見るなり……正座を正し…三つ指をついて挨拶をした――…
「お〜…ナツ、ちゃんと来たか。待たせて悪かった」
「いいえ…待ってませんよ?皆さん時間通りです。」
女性は、父を笑顔で迎えた――――…
エクボ――――――…
私は、子会社で…寂しそうに笑う女性を思い出していた――――…
はっ――――………あの人だ
私は、あの時の主婦だと――…
気がついた――――――…
なんて…世界は狭いんだ…
チラリと…緑川を見ると…
無表情だったが……
口の端が…少しだけ上がった…