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Usagi―妹恋慕
第3章 迷走する欲情

学校に行き悪友と男同志
女の話で盛り上がる
お前の妹さ
なんかいいよな
ぶってなくて
なんで妹なんだよ
何むきになってんだ?
シスコンかぁ?
今俺の妹の話
すんじゃねえよ
クラスの女共の胸がどうだとか
あいつはヤリマンだとか…
そんな話の中
俺の妹を話題にされ
苛ついた
まぁ
いくらなんでも
実の妹には勃たねえな
俺も妹いるけどさ
…だな…
俺は動揺を隠しながら
うそぶいた
いくら欲求不満でも
ないなぁ~
そんな奴は
よっぽど変態か
ほんもんだろうな~
…ほんもんって…
本物の近親相姦者
女としてみてるって
事じゃねえの
…女として…か…
何?
お前そんな感じなの?
ヤバイんじゃね~の
…そんなわけねぇ~だろ…
俺は妹を
女として見てるのか…
それは
欲望の捌け口として
それとも
愛情…
いや…
俺の思考は
答えの出ない迷路に
入り込んでしまった

