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ひとりごとぽつり
第1章 ひとりごとぽつり

自分の作品ですけど
捨て犬と斉藤太一は
やたら好きです

なぜかというと
時を忘れて号泣しながら読めるからです

なぜ泣くかというと
生きてきた経験の中に
少なからず
同感することがあるからだと思います

こんな時
こんな言葉をかけてくれる人がいたら良かったのに…
と思いながら書いたからかも知れません


捨て犬がコミックになっていますが
レビューでよく
非現実的
という言葉を目にします

捨て犬、斉藤太一
どちらも少女は
その若い時間を
とても悲しく生きています

更に捨て犬は
確かに稀なケースで救われます

非現実的

……そうか…
世の中はそうなのか…

そういうレビューが沢山あるということは
とてもいいことだと思います

だって

そんなこと
あるわけがない

そんなの作り話

そんな経験してる人いる?

と、感じる人が多いということなので。

ということは
こんな辛い経験をした人は少なくて
幸せな人が沢山いるということ
時には喧嘩することあっても
大事にしてくれる家族がいるということ

そんな悲しい経験しない方がいいし
耳にすることも無い方がいい

だから

レビューで
あり得なさすぎて感情移入できない
という言葉は

とっても
素晴らしい


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