この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
保健室は絶対領域
第1章 洗礼
ぁ…っ…ぁあ…ぁん…
ドアの隙間から漏れる甘美な声
ま、まさかね…?
自分の耳を疑いながら、鍵穴に鍵を差し込んだ。
ゆっくりと鍵をまわすと、ドアを恐る恐る開けた。
室内を隅から隅まで見渡す。
―――ほらね、鍵が掛かった保健室に誰もいるはずないじゃない。
昨夜、良斗(よしと)と久しぶりだったから…幻聴が聞こえたのかも…―――
桜子(さくらこ)は、良斗の上で乱れた姿の自分を思い出し、身体中が火照るの感じた。
桜子が大きな段ボールを机に置いた瞬間のことだった。
っんん…ル…イ…ぃい…んんっ
今度ははっきり聞こえた。あの時、唇からこぼれ出る独特の甘い声…
「誰かいるの?」
声のほうに視線を向けた。
ドアの隙間から漏れる甘美な声
ま、まさかね…?
自分の耳を疑いながら、鍵穴に鍵を差し込んだ。
ゆっくりと鍵をまわすと、ドアを恐る恐る開けた。
室内を隅から隅まで見渡す。
―――ほらね、鍵が掛かった保健室に誰もいるはずないじゃない。
昨夜、良斗(よしと)と久しぶりだったから…幻聴が聞こえたのかも…―――
桜子(さくらこ)は、良斗の上で乱れた姿の自分を思い出し、身体中が火照るの感じた。
桜子が大きな段ボールを机に置いた瞬間のことだった。
っんん…ル…イ…ぃい…んんっ
今度ははっきり聞こえた。あの時、唇からこぼれ出る独特の甘い声…
「誰かいるの?」
声のほうに視線を向けた。