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保健室は絶対領域
第9章 傷跡
ルイの背中の大部分が火傷の跡の様にただれ、背中の真ん中には…一本の筋の様な太い傷跡が走っていた。


思わず桜子の手が止まる。


「…見た??」

ルイがやっと口を開く。


「これ…は…?」

綺麗な顔からは想像できないくらい、その背中の傷はあまりにも酷かった。


桜子は、動揺を隠しながらも丁寧に拭き続ける。


「子供の頃大きな事故をして、その時の傷跡なんだ…」

「そう…ごめんなさい、聞いたりして…」


(きっと、知られたくなかったのかも…)


「お粥用意するから、あと着替えは済ませて…」

桜子は、立ち上がりキッチンへと向かう。


ルイはその後姿を見ながら、ほくそ笑んだ。
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