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保健室は絶対領域
第3章 岡田ルイ
―――あ!自宅の鍵、保健室だ。
鍵を忘れた桜子は、帰りの挨拶を済ませると、廊下の奥の保健室に向かう。
―――あ…ダメ…ぅうっ…
真っ暗な保健室から、またしても怪しげな声が響いてくる。
この前と違うのは、それが男の声だという事。
(まさか、岡田ルイ??)
このままドアを開けたら、またルイに何かをされるかも…
昼間のことを思い出し、恐怖で足がすくんでしまった。
とにかく、どこかに隠れないと。
保健室のドアから見えない死角の部分へ、忍び足で向かう。
暗闇なら見つからないはず。桜子は小さくうずくまるように腰をおろした。
鍵を忘れた桜子は、帰りの挨拶を済ませると、廊下の奥の保健室に向かう。
―――あ…ダメ…ぅうっ…
真っ暗な保健室から、またしても怪しげな声が響いてくる。
この前と違うのは、それが男の声だという事。
(まさか、岡田ルイ??)
このままドアを開けたら、またルイに何かをされるかも…
昼間のことを思い出し、恐怖で足がすくんでしまった。
とにかく、どこかに隠れないと。
保健室のドアから見えない死角の部分へ、忍び足で向かう。
暗闇なら見つからないはず。桜子は小さくうずくまるように腰をおろした。