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保健室は絶対領域
第4章 長い夜
私は、どちらかを選択するべきなのか、それとも反抗するべきなのか。

もう二度とルイに弱い顔を見られるのだけは嫌だ。


決心したかのように、黙ってスカートからストッキングを脱いで下着をおろす。


「へぇ~やるじゃん。そんな勇気あったんだ?」

「心まで支配したと思わないで!」


そう言って、右手で丸めた下着をルイに投げつけた。

ルイは、楽しそうにそれを拾う。


「この学園のお坊ちゃま達、いくらで買うかな?クククッ…

先生、今日は長い夜になりそうだね。歓迎会、頑張って。」

ルイは、そう言い残して保健室から去って行った。


とたんに、恐怖と恥ずかしさが込み上げる。

なんで、良斗のことや歓迎会のこと知っているんだろう…?


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