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保健室は絶対領域
第5章 ウォーク イン クローゼット
女の喘ぎ声と、二人が交わり擦れ合ういやらしい音がどんどん大きくなる。
見えない代わりに響いてくる卑猥で生々しい音に、桜子も飲みこまれそうになる。
桜子は湧き上がる疼きを消し去ろうと、下唇をぐっと噛みしめて堪えた。
二人は絶頂に上り詰めると、そそくさと部屋を出て行った。
一人取り残された桜子は、なす術もなくだらりと扉に寄りかかる。
大体ここの鍵はどうして閉まったのか?桜子の着替えはどこに行ったのか?
わからないことには、だいぶ慣れたつもりだったけど…
―――ガチャ
更衣室の開く音に反応し、身体を起こした。
隙間からそっと室内を覗くと、掃除用具をひいた清掃員が入ってきた。
見えない代わりに響いてくる卑猥で生々しい音に、桜子も飲みこまれそうになる。
桜子は湧き上がる疼きを消し去ろうと、下唇をぐっと噛みしめて堪えた。
二人は絶頂に上り詰めると、そそくさと部屋を出て行った。
一人取り残された桜子は、なす術もなくだらりと扉に寄りかかる。
大体ここの鍵はどうして閉まったのか?桜子の着替えはどこに行ったのか?
わからないことには、だいぶ慣れたつもりだったけど…
―――ガチャ
更衣室の開く音に反応し、身体を起こした。
隙間からそっと室内を覗くと、掃除用具をひいた清掃員が入ってきた。