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保健室は絶対領域
第6章 欲望
―――トントン
社長室をノックする音がし、良斗はドアに近づく。
扉を開けると、素早く外の人物を引き寄せ…ドアを閉め鍵をかけた。
「誰にも見られなかっただろうな?」
「ぇえ…」
その女は紅い唇をプルっとさせ、良斗の首に両手を巻き付かせ、軽く唇を重ねる。
透き通るような白い肌に、金色の輝く髪。
薄緑の瞳をたたえ、均等の取れた手足…細身の身体には似つかわしくないバストを持ち合わせている。
その東欧の美女は、まるで生きている西洋人形の様だった。