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保健室は絶対領域
第8章 孤独
ルイは威圧的に他の男子生徒に睨みをきかせると、生徒達はそそくさと保健室を出て行った。


桜子は怒りでわなわなと全身が震えだす。

「あなたの…あなたの仕業なの?」


「だったら…?」

ルイがニヤリと笑った。


「…最低…」

桜子がルイを睨み付け、にじり寄った。


「まぁ、俺じゃないけど…」

「え…じゃ…一体誰が…?」


「探し出してやるよ。」

「え…」

ルイの持つネットワークなら、犯人もすぐ見つかるかも知れない。


「ただし、条件付きだけど…」

「自分で探すから、大丈夫。」

桜子が強気で出ると、



「あ、そっ…ま、せいぜい頑張れよ。」

ルイは、あっさり保健室を出て行った。

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