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SA
第26章 本当の理由
クスッ



彼女が笑った。
ダメか〜…
ダメだよなぁ




『よろしくお願いします』






今度は自分がキョトンとしてしまった。




『高崎さん??』



顔を覗き込んでくる彼女を、思わず抱きしめた。







そこからしばらくは性欲との闘い。
軽い男だと思われたくなくて、あくまで紳士を演じた。

嫌がられることが怖くて手を出せなかったのが本音かな。





初めて彼女と繋がったのは、付き合って3ヶ月くらいの時に、俺の部屋で。




ベッドに座りながら映画のビデオ見てたら我慢できなくなって。
キスは何度かしてたから、キスをして耳元で囁いた。



「好き。我慢できない。…いい?」
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