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第4章 質問疑問、解決?
店の前に着くと、南くんが掃き掃除をしていた。


『おはようございます!』

私に気がついて、あの人懐っこい笑顔で挨拶してくれた。


「あ、お、おはよう…」

思わずどもってしまう。
そんな私に南くんは続ける。

『昨夜浄化してくださったんですね。ありがとうございます。』


あれ?
「覚えてないの?」



『はい。浄化された側の人間は朝起きたら何も覚えてません。なんかすっきりしてるー!って感覚なんですが…あ!説明してませんでしたね!』


昨夜の情事を覚えていないと言われ、ほっとする。


「聞いてなかったね。今から斉藤さんにいろいろ説明してもらうつもりだけど、わからなかったら南くんに聞くけどいいかな?」



『もちろんです』

うん。
やっぱり可愛い。
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