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SA
第6章 芽衣にゃんと僕 牧原タケル
彼女の応援をしていることが喜びだったのに。
テレビで彼女の笑顔を見るだけで元気になれたのに。
いつの間にかトップヲタなんて呼ばれて、調子に乗って、独占欲出して。
僕から…そう僕から。
別れを切り出してあげなきゃ。
『芽衣にゃん、別れよう。僕はなにがあっても芽衣にゃんの味方だから。頑張って夢を追いかけて!僕もまた就職して頑張るから…』
ちゃんと伝わったかな。
涙が止まらない。
芽衣にゃんより僕のほうが泣いてる。
彼女は僕にぎゅっと抱きついて、耳元で
「ありがとにゃん…ダイスキ」
そう囁いて、僕の涙をペロリと舐めた。
そんなに密着されたら。
芽衣にゃんの大きくて柔らかい胸の感触が、僕にわかってしまう。
細い腰を折れそうなくらい抱きしめたくなる。
そして、僕の息子が反応してしまう。
『芽衣にゃん、離れて!』
テレビで彼女の笑顔を見るだけで元気になれたのに。
いつの間にかトップヲタなんて呼ばれて、調子に乗って、独占欲出して。
僕から…そう僕から。
別れを切り出してあげなきゃ。
『芽衣にゃん、別れよう。僕はなにがあっても芽衣にゃんの味方だから。頑張って夢を追いかけて!僕もまた就職して頑張るから…』
ちゃんと伝わったかな。
涙が止まらない。
芽衣にゃんより僕のほうが泣いてる。
彼女は僕にぎゅっと抱きついて、耳元で
「ありがとにゃん…ダイスキ」
そう囁いて、僕の涙をペロリと舐めた。
そんなに密着されたら。
芽衣にゃんの大きくて柔らかい胸の感触が、僕にわかってしまう。
細い腰を折れそうなくらい抱きしめたくなる。
そして、僕の息子が反応してしまう。
『芽衣にゃん、離れて!』